Amazonのプライムビデオで視聴できる『日本三国』が面白い。
友人に強く勧められて、普段アニメやドラマはほとんど見ないのですが、これはと思いポストします。
設定がとにかく秀逸。
感じる理由は大きく3つあります。
できる限りネタバレ感のない形で綴りますね。
まず1つ目は、戦国時代のような面白さがあること。
今よりも未来の話で、政治不信、戦争、感染症、災害などにより、明治時代初期頃まで文明が戻った世界線。
日本国内の領土争い、身分や立場の不平等、出世競争、努力、知略、戦略など、人間同士の駆け引きが非常にわかりやすく描かれています。
特に、わかりやすい不平等は、物事の変革のエネルギーになる。
単なる戦争漫画ではなく、「どう生き残り、どう成り上がるか」という人間ドラマが魅力です。
2つ目は、近代技術を失った未来に世界観にあります。
インターネットやスマートフォンが存在しないため、情報そのものに大きな価値があります。
現代の作品では「スマホがあれば解決するのでは?」「なんでその場で電話(LINE)しなかったん?」と感じてしまう場面も少なくありませんが、通信インフラが途絶えた『日本三国』では、情報伝達の遅さや不確実性が物語の緊張感を生み出しています。
情報戦や諜報活動の重要性が高く、それが作品の面白さにつながっています。
3つ目は、失われた技術を再発見しながら文明が発展していく可能性です。
人類の技術レベルが一度後退した世界だからこそ、これからどのような技術革新が起こるのか想像が膨らみます。
読者が知っている技術をどこかの国や勢力が先に実用化し、それが戦略的優位につながるような展開も十分に考えられます。
この「文明の再構築」という要素が、戦記物としてだけでなくSF作品としての魅力も高めています。
これは今後の展開に有りうるのだろうと。
戦争、領土、不平等、立身出世、情報不足、技術革新。
これらを絶妙に組み合わさっていることが、『日本三国』の大きな魅力だと思います。
上手い。
ただただ上手い。
あと、エンディングの曲である「誓い」がめちゃくちゃいい。


