本日1月27日(月)には、東京都羽村市を訪問し、AIコールの仕組みについて職員の方々から詳しい説明をいただきました。
自治体業務の効率化のためのにAI技術を活用に関するとてもホットな事例です。
AIコールとは、未納税金の納税案内を自動音声で行うシステムです。
AIが電話をかけることで、人がやる場合と比べて短時間で大量の架電が可能になるのが特徴。
例えば、電話番号を入力する作業や番号の押し間違いといったミスが無くなることや、「催促の電話をかける」という心理的ハードルが無い点が効率化に直結しているそうです。
また、正確な番号管理やリダイアルの工夫によって、結果的に高い通電率を実現しているとのことでした。
また、AIコールは平日の夜間(21時まで)や土日祝の対応も可能であることも非常に注目です。
これは、職員の出勤が不要で夜間・土日手当も発生しないため、経費削減にもつながります。
納税者の着信率が高い時間帯に対応できることで、市民サービスの質を落とさずに効率を上げているのは、非常に大きなメリットです。
こうした背景には、職員さんの負担を減らしながら、市民対応の質を保ちたいという強い思いがあるそうです。
納税案内の業務はクレーム対応など心理的負担が大きい部分も多く、それをAIに任せることで、職員がより重要な業務に集中できる環境が整っているのも印象的でした。
今回の訪問で得た知見は、福山市やその他自治体でも十分に活かせると感じています。
特にAIを活用した業務効率化は、限られた人員や予算の中で成果を出すために欠かせない手法です。
この取り組みがさらに広がれば、自治体全体のサービス向上にもつながるのではないでしょうか。
羽村市職員の皆様の丁寧なご説明と貴重な時間に感謝しつつ、この学びを活用してまいります!
ではでは、明日は東京都足立区へ!!!
AIコール「納税案内電話(国民健康保険税など)」を 『AIコンシェルジュ® for LGWAN』を用いて令和5年5月15日より開始しました