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2025.06.12
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広島県の三原市議会を傍聴させていただきました。

本日6月12日(木)は広島県の三原市議会を傍聴させていただきました。

他自治体の議会や委員会の開催中の現場への視察は、これで岡山県笠岡市・広島県府中市、東広島市に続き、4事例目となります。

ちなみに、私が代表を務める合同会社StrActionは、2018年1月から三原市館町に事務所を構え、家賃を払って事業を行っています。

三原市内に事業所がある法人は、その市に対して「法人市民税(ほうじんしみんぜい)」という税金を納める必要があります。

つまり私は、投票権はありませんが、納税者ではあります(笑)

また、むらかみ 真以 議員には、議会開始前に三原市役所の庁舎(2019年から利用開始)を丁寧にご案内いただきました。

むらかみさん、ありがとうございました!

【三原市議会 一般質問スケジュール〔令和7年第4回定例会〕】

議会や委員会の目的は同様にも関わらず、運営方法やルールには自治体ごとにかなり違いがあります。

例えば、データやグラフを場内のスクリーンに映し出してプレゼン形式で進行する議会もあれば、YouTubeライブでリアルタイム配信を行っている議会もあります。

一人ひとりに与えられる質疑の時間も様々で、長い自治体ではおおよそ60分程度の質疑が可能ですが、短い場合は30分以内で、質問の深掘りが難しくなるケースも見受けられます。

① 質問時の最初の立ち位置の違い

福山市では一般質問の冒頭(一質)は、行政側の演台に立って、行政側をバックに、議員側を向いて質問を読み上げます。

一方、三原市では最初から最後まで、議員側の演台と席にて、行政側に向けて語りかけるスタイルです。

この点に関して、私は以前から福山市の方式に違和感を持っており、最初から最後まで、質問をする相手である「行政側」に向かって語りかける三原市のスタイルのほうが議会の理にかなっていると感じています。

②一般質問の一質の読み上げ原稿の有無は自由

福山市においては一質の読み上げ原稿は事前に作成し、一般質問の約一週間前に行政へ提出し、一言一句読み上げます。

しかし三原市においては、質問のテーマと趣旨のみ提出するものの、一質では一言一句を読み上げる必要はないようです。

直前まで質問内容に対する自由度があるとともに、ライブ感があって、見てる側としても見応えがあります。

③ リアルタイムでの文字起こし(写真4枚目)

議場左手に大型ディスプレーが配置されており、リアルタイムで発言内容が文字起こしされて表示されています。

耳だけでなく視覚的にも内容を追いやすい構造でした。

④ 配信映像のクオリティ

配信されている映像の画質が非常にクリアで、見やすさに驚きました。

さらに、質問のテーマごとにテロップが挿入されるため、視聴者が「今どんな話をしているのか」をすぐに把握できます。

配信の丁寧さに配慮を感じました。

⑤ 開放感のある議場デザイン

議場にはすりガラスが使われており、閉塞感のない空間設計になっていました。

視覚的にも柔らかく、非常に印象的です。

⑥ 報道関係者の有無

三原市議会では、この日は報道関係者の姿が見られませんでした。福山市では、基本的に2社以上のメディアの方々が傍聴に来てくださっており、これが当たり前になっていた自分に気づきました。

改めて、日々取材していただいていることに感謝しつつ、報道関係者にとって市民に伝える価値のある質疑を届けられるよう、引き続き努力してまいります。

⑦拍手の有無

福山市議会では、一般質問の冒頭と締めくくりのタイミングで拍手が起こるのが慣例となっています。一方、今回傍聴した三原市議会では、そうした拍手の文化は見られませんでした。

なお、福山市議会においても、一部の議員のタイミングでは、拍手少数となっています。私は「議会」と「行政」は二元代表制として相対する存在であると同時に、「議員」は福山市をより良くすることを目的のもとに集まった仲間だと考えています。

主義主張(イデオロギー)が大きく異ならない限り、立場や会派に関係なく、すべての議員に敬意を持って拍手を送るようにしています。

というより、拍手をしない理由が、私には見当たらないんですよね。

そう言う意味でも、冒頭と締めくくりのタイミングで拍手がある方が、当事者としては気持ちが乗るなと感じます。

⑧一般質問の内容や技術

これに関しても多くの学びがありました。こちらに関しては自身の一般質問を終えたのちに合わせて報告したいと思います。

こうしたルールや文化の違いを知ることで、福山市議会でもより市民に開かれ、建設的かつ効率的な議会運営を目指す上で、多くのヒントが得られます。

議員個人の一般質問においても、質問テーマの選定、ロジックの組み立て方や再質問(2度目以降の質問)の追求手法、提案の具体性などを実地で学び、自身の議会活動にも反映してまいります!

正田議長をはじめとする三原市議会議員の皆様、議会事務局の皆様、ありがとうございました!

【貝原大和WEBサイト】

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