「第1回投票酒場シンポシオン」を昨日5月22日に開催いたしました。
話術、理論、知識を伴う即興プレゼンバトルというかなり尖ったイベントに、8名の出場者が挑戦をしてくれました。
このイベントの価値や盛り上がりは出場者さんの能力と頑張りに大きく依存するのですが、8名の出場者さんが自身のキャラクターや幅広い知識と経験、そして巻き込みの話術を活かし、大いに場を盛り上げてくれました。
楽しく有意義なシステムが、昨日皆様のお陰で完成しました!
本当にありがとうございました!
使用したお題は以下の6つ。
※時間の関係から決勝戦を3問→2問に減らしました。
① スマートフォン。子どもには何歳から持たせる?
②映画やドラマの倍速視聴って、アリ?
③ 学生時代。アルバイトは控えるべき?それとも積極的に行うべき?
④ 過去を見る力、未来を見る力、どっちが欲しい?
⑤ 「広島風お好み焼き」この呼ばれ方は許容すべき?
⑥あなたの寿命はあと1週間。どう生きる?
第1回投票酒場シンポシオンの優勝者は、「だーしま」こと 島田 宗輔 さん。
話術、理論、知識が必要な即興プレゼンバトルにおいて、まさに3点が伴った圧巻のプレゼンテーション。
特に知識の幅や深さに関しては本当に興味深く、例えば、「アルバイト」はドイツ語の「Arbeit」に由来する。
お好み焼きは関東の一銭焼きがルーツである。
プレゼンテーションを通じて共感をえるために大事な事は、すでに2300年以上前にアリストテレスが答えを出している→ロゴス・エトス・パトス。
会場が騒つくほどの具体的な知識を提供してくださいました。
きっと、これまで学んで得た「情報」をただの情報で終わらせず、「知識」や「知恵」に変換してきたこれまでの積み重ねが今回のプレゼンテーションに繋がったのではないでしょうか。
話術などのスキルもやはり日々の積み重ねですね。
改めて島田宗輔さんのかっこよさに触れました!
また、嬉しかったことは、プレゼンを聞いていた参加者の中から、次回出場者が既に2名(うち女性1名)が決まったこと。
「私も出場したいです!」
これは私が望む、最高の景色です。
FukuyamaVoiceも同様ですが、スピーカー(出場者)とリスナー(参加者)の垣根が無くなり、誰しもスピーカー側になれる、もしくはなったことがある、そのような機会と人が増える福山市にしていきたいです。
日頃生活しているとふと疑問に思う課題やルール、考え方に対して思考停止せず、様々な切り口から考える。
他社の共感を得るには、どのような情報や切り口が必要か日々考え、そして話術を磨き、実践を続ける。
自分自身について、地域について、社会について考えるきっかけとなり、回り回って政治参画意欲が高まることを願います。
選挙や投票だけではなく、社会について考えることも大切な政治参画です。
今後も隔月奇数月の第4水曜日に開催していく予定で、次回の募集もWEBサイトから受付開始しております!
ではでは、第2回投票酒場シンポシオン(2024年7月24日)でまたお会いしましょう!
投票酒場シンポシオン代表
貝原大和