生成AIの映像があふれ返っていて、正直しんどいですね。
「衝撃の展開」「奇跡が起きた」といった刺激的なタイトルで引きつけておきながら、見終わってから「あれ、これもAIじゃん。。。」と気付かされる。
有名人や政治家のフェイク画像や動画も、精度が高過ぎてどんどん見分けがつかなくなってきました。
どれも見終わった後に、時間を無駄にしたような虚しさだけが痛烈に残る。
私は特に、異なる種族の動物同士が仲良くしている動画が大好きで、ああいう尊い奇跡に癒されたいのに、最近はそれにも生成AIが頻発。
本物の奇跡や、誰かが才能と情熱と時間をかけて作った作品が、膨大なAI生成物に埋もれていく。
「人が生み出す価値」が見えにくくなる未来は、とても怖いしワクワクしない。
だからこそ、本物に触れられる環境を大切にしたいと思います。
【ご提案】
広告動画には「この映像はPRを含みます」と表示するルールがあるように、生成AIで視覚的な映像を直接生成した場合に限り、「この映像は生成AIを使用しています」と明示する仕組みを提案します。
対象とするのは、映像そのものをAIがゼロから生成したり、大部分(例えば7割以上)がAIによって自動生成されたケースです。
撮影した素材を編集したり、台本や構成、差し込み画像などにAIを活用する程度であれば対象外とし、クリエイターの創作活動や表現の自由をできる限り制限しません。
運用にあたっては、YouTube・Instagram・𝕏・TikTokといったプラットフォームに、表示義務と、違反時の削除または表示の強制を求めることで、行政コストを増やすことなく実効性を確保できます。
加えて、プラットフォーマーに一定の負担を強いることになりますが、ユーザーからアップロードされた映像が7割以上生成AIによるものかどうかは、同じくAIによる判別が可能なはずです。
もしそうでなければ異議申し立てをユーザー自身がするのみですね。
これは、著作権侵害などの疑惑により、投稿した映像が一時的に公開できない時と同様のやり取りです。
視聴者が「これは本物なのか」「AIなのか」を判断できるようになるだけで、無用な誤解やストレスを防ぎ、制作者の誠実さも守られます。
以上、生成AIを1日平均33回活用している人間からの提案でした(笑)


