本日1月26日(日)には1年ぶりくらいの完全オフを堪能させていただきました。
ただし、完全オフと言っても、なんならいつもよりハードスケジュール&ハイカロリーです(笑)
朝イチに京都駅を出発。
安土駅からレンタサイクルで安土城跡へ登城。
彦根駅から中心部を抜け彦根城へ登城。
長浜市では”再生した商店街”として紹介される「黒壁スクエア」の担当者さんを尋ね、その後に長浜城へ登城
帰福中の新幹線(今ココ)。
京へ入る海道の要所であった滋賀県近江地方は、歴史の表舞台で活躍する主要な大名や武将が長らく治め続けたエリアであり、歴史や史跡が狭い範囲に多数点在しています。
特に、尾張国の一部の支配ほどのポジションから、天下人目前まで上り詰めたあの織田信長が、最期に築城した安土城跡への登城は悲願でした。
安土城の麓には、大手道の両サイドに前田利家邸と羽柴秀吉邸が構えており、エース級の武将が来訪者に対して早くもプレッシャーをかける。
標高190mの山城にも関わらず、上の方でも2.3m級の石垣も多く、登れば登るほど織田家の圧倒的経済力を見せつける。
190mの山頂に登り切った場所に、5層7階建ての天守閣(46mと言われており、ビルで言うと15階建相当)があるなんて、あの当時で考えるととんでもない話ですよね。
なお、登城の道のりはめちゃくちゃハード(笑)
タイミングに恵まれ、1日3回のお披露目がされるひこにゃんのショーに出くわすことができました。
自分の可愛さをよく理解しているであろう絶妙な動き、さすがひこにゃん。
そして現存天守であり国宝の彦根城へ!
彦根城は、1603年に井伊直政の命により築城が始まり、その後井伊直孝の代で完成したお城です。
堅牢な石垣や巧みに配置された天守は、防御と美観を両立させた直政のこだわりや想いが反映されています。
現存天守が醸し出す圧倒的な存在感や威風堂々さは、築城当時の技術力と美意識を物語っており、まさに日本の宝ですね!
この旅の最大の目的地は長浜市。
黒壁を中心とした町おこしにより、再生した商店街と言われるや「黒壁スクエア」へ。
ポイントは主に3つかと。
①民間主導・・・行政とは連携しつつも、独立性を保ち意思決定とアクション。主導した株式会社黒壁は第三セクターではありますが、長浜市の株式保有比率は30.7%。
②スピード感・・・合意形成に時間をかけず、迅速な決定に重きをおいた。←ここが再現性の難しいところですよねー。
③明確なコンセプト・・・「歴史」「文化」「芸術」を重視し、街づくりの核として「ガラス」を選定。
その結果、たくさんあったであろう活用されていなかった古民家は、外観内観の雰囲気を残しつつ、ガラス工房、カフェ、ギャラリー、伝統工芸品の小売、ゲストハウスに。
日曜日の夕方にも関わらず人は多く、空きテナントは少ない印象でした。
人の手や想いにより「来たいまち」が作れられた尊い事例。
現地で体感できたことを嬉しく思います。
本来であれば長浜市で一泊したいところでしたが、明日から議員視察でまたもや出張により東京のため、現在新幹線で帰福していることろです。
楽しかった街巡りと城巡りの余韻に浸りつつ、明日から議員活動と仕事をバリバリ頑張ります。