街に好きを作ること
それが好きな街の第一歩
好きづくりはまちづくり
【福山の良いところは?】
よく聞くのは「海山川全てある」「災害が少ない」「人がいい」「ばらが凄い」「福山城がカッコいい」「夜店めっちゃ賑わう」「新幹線のぞみが4本に1本停車する」
それは何と比べて福山の良いところ?
その部分に対してもっと秀でてる街ない?
こう思ってしまってたんです。
例えば、ヒトモノカネが最も集まる東京、将来性もバランスも抜群な福岡市、豊かな時間と自然に溢れた沖縄、他にもわかりやすく秀でてて自慢しやすい街は日本にたくさんあり、そういった街を横目に果たして私たちは何を語れるんだろうかと。
心の底には常にこんなモヤモヤがありました。
そこで問いを変えてみました。
【私にとって福山の好きなところは?】
主語を「自分」に変え、「良い」を「好き(主観)」に変えてみたんです。
皆さんはどうですか?
あなたという個人にとって、福山の好きなところは何ですか?
例えば私であれば、大切な人や大好きな友人がたくさんいる、週一で通わねばテンションが上がらないカレー屋さんがある、挑戦して形に出来たことがある、家も事務所もある、与えてもらえた役割や責任がある、知人がめっちゃいる、頼りにしてくれる人がたくさんいる、お願いしたら秒で快諾してくれる仲間がたくさんいる、普段から気にかけて取材してくださるメディアさんが複数ある、三之丸町が好き、生まれた地元。
うわ!
めっちゃ語れるやん!って思ったんですね。笑
一気にまちがあかるくなりました。笑
(ここはかなり伝えたいところで、とにかく素直に書きたかったので、自慢のようになっていたら本当にごめんなさい。)
好きな街や良い街の定義は、まず自分にだけ説明出来れば十分で、それを第三者に共感してもらう必要も無いんだと。(共感してもらえるに越したことはないですが)
人口46万人の福山市において、自分の好きが46万通り存在すれば、そりゃ街は自然と活気付き、加速度的に新結合も生まれ街はどんどん豊かになり、移住者支援のようなインセンティブなんぞ設計せずとも人が集まってくる街になる。
つまり、街の中に自分が好きをなれるものを見つけやすくなったり、作りやすくなれる、そんな機会が街に溢れてれば素敵じゃないかと。
例えば今取り組んでいるものとして、街の情報を可視化させる為の【ふくやまセントラルカレンダー】、人と人、人と地域を繋げる為の【ふくやまボイス】、チャレンジしやすい環境向上の為の【せとうちビジネスコンテスト】は、まさに自分が主語で、街の好きを見つけたり好きを作るきっかけに繋がってくれるはず。
極論、きっと住む街はどこでもいいんだと思います。
街に好きを見つけ、街に好きを作る。
それが好きな街を作る第一歩。
岡山から来てくれた山●新聞の●田記者がめっちゃ体現してくれてますよね。笑
ここ1ヶ月くらいじわじわ考えてたことなんですが、やっと言葉になりました。
好きづくりはまちづくり