福山市の観光振興において、すでに福山市を訪れているビジネスパーソンに、もう少し福山市を楽しんでいただくことが重要だと考えています。
2025年の福山市の観光客数は約607万5,000人。
前年比で約52万人増加し、コロナ禍前の水準に近づきつつある。
一方で、観光客数を増やすだけでなく、一人当たりの観光消費額を高めることも重要です。
新規観光客を呼び込むには相応の費用がかかりますし、どの自治体もこぞって集客のためのプロモーションに多額の投資をしています。
であれば、すでに福山に来てくださっているビジネスパーソンを中心とした方々に、あと1時間、あと3時間、あるいはもう1泊していただくための動線づくりができれば、地域の飲食店や商店街、観光施設などへの経済効果が期待できるのではないでしょうか。
福山市はホテル利用者の多くがビジネスパーソンであり、土日よりも平日の方が客室が埋まりやすい傾向にある街。
つまり、観光目的ではなく、仕事で福山を訪れている方々が多いという特徴があります。
仕事が終わればホテルに戻り、翌朝には福山を離れる。
そんな方々にもう少しだけ福山を楽しんでもらえないか。
例えば、ホテルの客室やフロントに、こんなPOPを設置してみる。
※こちらはあくまでイメージ図。
「あと1時間あれば、福山城へ」
「あと3時間あれば、福山駅周辺を散策」
「あと5時間あれば、鞆の浦やばら公園へ」
「あと7時間あれば、福山の食や文化を満喫」
「あと1泊できるなら、もっとディープな福山へ」
滞在できる時間に合わせて、福山の楽しみ方を提案する仕組みです。
今回、そのイメージを試作してみました。
11月4日(水)には福山駅前商店会主催に「福山駅前の観光地化」をテーマとした勉強会を行う予定ですので、その際の議題の一つにしたいと考えています。
まずは市内のホテルと連携し、こうしたPOPを設置していただく。
さらに、QRコードから観光情報や飲食店情報につなぎ、実際の利用状況や効果も検証できる仕組みにしたいところです。
費用対効果を考えると、新しい観光客を呼び込むことに加えて、今すでに福山に来ている方々に、もっと福山を楽しんでもらうことが肝要だと考えています。
出張で訪れた福山が、次は家族や友人と訪れたい場所になる。
そんな循環をつくっていきましょう!


