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2025.06.18
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福山市議会 令和7年6月定例会  6月18日 議事録

貝原大和

 誠友会の貝原大和です。頑張る人が報われる福山のために懸命に取り組ませていただきます。
 本日は、より働きやすく、より信頼される市役所に向けて4点、そして未来を担う世代への切れ目のない支援について4点、質問をさせていただきます。よろしくお願いします。
 まずは、より働きやすく、より信頼される市役所に向けてというテーマについて質問をさせていただきます。
 初めに、福山市役所の職員の皆さんは、日々それぞれの現場で責任感を持ち、真摯に業務に取り組んでおられます。限られた人員、予算の中、市民の声に耳を傾け、行政サービスの質を維持するため、懸命に努力されている姿に敬意を申し上げます。特に、近年のように社会課題が複雑化し、市民ニーズが多様化する中で、その一つ一つに丁寧に向き合い続ける職員の皆さんの存在は、本市にとってかけがえのない力です。
 一方で近年、本市では若手職員の早期退職や採用希望者の減少、不祥事の発生といった課題が続いています。制度の硬直化や人員不足による業務の過重化、モチベーションの低下も懸念されています。
 これは本市だけの問題ではなく、全国的にも物価高や複雑化する社会課題、説明責任の増大などにより、公務員離れが進んでいます。増やして応える時代から、限られた人で支える時代に移り変わりつつある今、自治体は新たな対応を求められています。
 加えて、本市には会計年度任用職員も含め約7000名の職員が在籍しており、地域の大企業にも匹敵する組織です。職員の皆さんが安心と誇りを持って働ける職場環境こそが、市民の信頼を支え、行政サービスの質を高め、福山市の未来を切り開く力になると信じております。
 そこで、4つのテーマについて質問いたします。
 まず、職員採用の現状と定年以外による退職、離職の増加、その背景についてお伺いします。
 近年、全国的に公務員離れが進み、特に若手職員の早期離職が顕著になっています。総務省のデータによれば、地方公務員の採用試験受験者数は、平成25年2013年の約58万人から、令和4年2022年には約44万人へと大幅に減少し、競争率も7.9倍から5.2倍に低下しています。また、退職者数も増加傾向にあり、特に30歳未満の退職者は、平成25年2013年の1564名から、令和4年2022年には4244人と、約2.7倍に増えています。人手不足や民間企業での待遇改善も影響し、自治体にとって人材確保はますます困難になっています。本市においても、応募者の減少や、技術職、専門職の確保が課題となりつつあり、将来の行政を担う若手職員の安定的な採用と定着は重要なテーマです。
 そこでお伺いします。
 まず、本市における過去3年間の採用状況についてお示しください。
 特に、採用困難職種と言われている技術職や専門職について、採用数と採用数に対する受験者数の倍率の推移をお示しください。
 また、過去3年間の定年退職を除く、自己都合退職者数の推移をお示しください。
 次に、不祥事の発生状況と組織としての対策についてお伺いします。
 近年、全国の自治体で職員による不祥事が相次ぎ、SNSやニュースサイトによって瞬時に広まり、実態以上に市民へ悪印象を与えることもあります。福山市職員による〇〇という見出しは、その内容の大小にかかわらず、市民の信頼を大きく損なう影響を持っています。そのため、これまで以上に高いコンプライアンス意識と、公務員としての倫理観が求められる時代です。職員個々の意識だけでなく、それを支える組織の体制や風土づくりも重要だと考えます。
 そこでお伺いします。
 過去3年間における懲戒処分の件数と、その内容、内訳についてお示しください。
 また、不祥事が発生した際の処分対応に加えて、再発防止に向けた組織的な取組や具体策、成果があればお聞かせください。
 次に、職員のスキル向上やモチベーション維持、そして働きやすい職場づくりについてお伺いします。
 行政サービスの質は、職員一人一人の力によって支えられています。その力を継続して発揮してもらうには、制度面の整備だけでなく、心身の健康や働きがい、いわゆるウエルビーイングにも配慮した職場環境が不可欠です。業務の複雑化や市民ニーズの変化が進む中で、職員が成長や、やりがいを実感できる仕組みづくり、またICT環境や庁舎整備といったハード面の整備も重要です。民間では、ウエルビーイング経営が広がっており、行政でも同様の視点が必要ではないでしょうか。
 そこでお伺いいたします。
 まず、スキル向上に向けた現在の取組と今後の方向性をお示しください。
 次に、キャリア支援や表彰制度、職員間のコミュニケーション促進など、モチベーション維持の工夫や職員満足度の把握についてお伺いします。
 最後に、会計年度任用職員の労働環境について伺います。
 令和2年4月に導入された会計年度任用職員制度は、臨時・非常勤職員の雇用形態を一本化し、処遇の明確化と制度の安定運用を目指すものです。本市でも現在、多くの会計年度任用職員の方々が任用され、窓口対応や保育、教育、福祉の現場など、市民と直接関わる重要な役割を担ってくださっています。
 一方で、任用期間が1年単位であることによる不安定さ、更新に対する不透明感、研修や評価制度の不足、正規職員との役割分担など、様々な課題も指摘されています。会計年度任用職員の皆様が安心して働ける環境を整えることは、意欲や定着率の向上につながり、ひいては市民サービスの質の向上にも直結する重要な視点です。
 そこでお伺いします。
 まず、本市における会計年度任用職員の人数とその推移について、過去3年間の状況をお示しください。
 人数の増加とともに、本市として課題意識はありますでしょうか。あれば共有してください。
 次に、未来を担う世代への切れ目ない支援についてお伺いします。
 本市では、妊娠期から子育て期までを一貫して支える切れ目のない支援体制の構築に向けて、こども家庭センターの設置や母子保健事業の充実、関係機関との連携強化など、段階的に取組を進めてこられました。令和7年度からは福山市こども計画(第2期福山市ネウボラ事業計画)として、従来の取組に加え、婚活支援や働き方改革、ヤングケアラーやひきこもりへの支援など、少子化、若者対策が位置づけられています。止まることのない少子化対策と、こどもたちを取り巻く環境の変化や悪化を踏まえると、切れ目のない支援の必要性は今後ますます高まっていくと言え、本市の取組に一層期待するものであります。
 一方で、家庭や学校、地域とのつながりが希薄になる中、支援の手が届かず、助けを求める声すら上げられないこどもたちがいます。そうした中で、孤独や苦悩を深めるこどもたちの姿が浮き彫りとなり、結果として虐待や殺人未遂といった、目を疑うような痛ましい事件が本市においても現実に起きています。
 こうした現実を踏まえると、こどもとその家庭を地域全体で支え、早期に課題をキャッチし、丁寧に寄り添う仕組みが今後さらに求められると強く感じています。そして、切れ目のない支援の実現には支援内容と連携体制のさらなる明確化が不可欠です。加えて、制度としての構築だけでなく、それを担う支援人材の配置や育成、そしてそれを受け止める現場の機能強化があってこそ、実効性が伴うと考えます。
 そこでお伺いします。
 まず、本市の切れ目のない支援とはどのような支援内容と連携体制であるのか、具体をお示しください。
 また、現時点での課題認識と、その解消に向けてどのような改善や強化を検討されているのか、御見解をお伺いします。
 次に、妊娠、出産、育児を支える専門職などの支援人材の配置と育成について伺います。
 本市では、こども家庭センターを中心に、保健師、助産師、保育士などの専門職が家庭訪問や個別相談などを通じて、日々、顔の見える支援に尽力してくださっています。その取組は、子育て家庭にとって大きな支えとなっており、現場で丁寧に寄り添ってくださっている皆様には敬意を表します。
 一方、市民の方からは、たらい回しにされる、情報が届かないといった声も聞かれますが、本市にはどういった声が届いているか、またどのように受け止められているか、見解をお聞かせください。
 加えて、単なる人数の確保にとどまらず、虐待リスクの早期発見や心理的支援、家庭の孤立予防など、より高度な支援スキルやマインドも求められています。現在配置されている専門職をはじめとする支援人材に関し、相談件数や支援対象者の実態に対して現行の体制は十分と言える状況であるか、見解をお聞かせください。
 次に、ネウボラセンターの機能と市民ニーズの対応についてお伺いします。
 現在本市では、妊娠期から就学前までのこどもとその家庭に加え、若者に対しても支援をするネウボラセンターの整備が計画されています。令和7年度からの5年間を対象とした第2期福山市ネウボラ事業計画では、市民アンケートやLINE調査、パブリックコメント、こども未来づくり100人委員会など、多様な声を取り入れた点は、非常に前向きな取組として高く評価をしております。
 一方で、構想を実効性ある形で現場へ反映させるためには、支援内容や施設の具体的な設計が重要です。特に、福山駅前の天満屋に設置予定のネウボラセンターは支援体制の中核です。利便性の高い立地を生かしながら、動線設計やプライバシー配慮、バリアフリーや駐車場の確保など、利用者に寄り添った空間づくりが求められます。
 そこでお伺いします。
 まず、ネウボラセンターの整備に当たり、現時点で想定されている機能や体制の具体像をお示しください。
 また、天満屋の中に整備されるネウボラセンターが、誰にとっても安心して訪れることができる場となるよう、どのような工夫や取組を行うのか、御見解をお示しください。
 最後に、松永、北部、東部、神辺の4支所においては、あのねが設置されており、地域の子育て支援をしています。多様化する子育てニーズに対して、各拠点支所でどのように対応されているのか、お示しください。
 また、課題などあれば、その具体をお示しください。
 最後に、一般不妊治療扶助の助成拡大について質問いたします。
 少子高齢化は、本市にとって避けて通れない喫緊の課題です。加えて、こどもを望む家庭にとって、思うように授かれないことほどつらいことはありません。本制度は、一般不妊治療助成として、令和7年度は231万円が計上されており、タイミング法や人工授精など、一般不妊治療を受ける夫婦の経済的負担を軽減するため、35歳以上の夫婦を対象に自己負担額の2分の1を助成し、年間2.5万円を上限とするものです。
 令和6年度3月の予算特別委員会において、近隣都市との条件を比較の上、実効性のある一般不妊治療扶助の在り方とともに、拡充の要望させていただきました。予算特別委員会においては、調査研究したいとの回答をいただいております。その後の展開や進捗を改めてお示しください。
 以上で1度目の質問を終わります。
 
◎市長(枝広直幹)

貝原議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、職員採用についてであります。
 4月1日付採用者数は、2023年度令和5年度165人、2024年度令和6年度163人、2025年度令和7年度187人であります。
 この中で、比較的採用が困難と思われる職種であります、まず土木や建築などの技術職でありますが、同様に11人、8人、17人、保育士、幼稚園教諭は、同じく15人、22人、28人、保健師は、7人、6人、9人となっています。
 受験者の倍率でありますが、2022年度令和4年度から順に申し上げますと、技術職は3.5倍、2.0倍、2.2倍、保育士、幼稚園教諭は2.8倍、1.8倍、1.9倍、保健師は4.6倍、2.2倍、2.6倍であります。
 また、自己都合退職者数は、2022年度令和4年度から、111人、125人、144人であります。
 次に、懲戒処分でありますが、2022年度令和4年度から3年間で8件、そのうち職務に関連するものが4件、関連しないものが4件であります。被処分者は9人、処分内容は、免職3人、停職3人、減給2人、戒告1人となっています。
 再発防止策として、法令遵守を含む公務員倫理に関する職場研修などにより、服務規律の確保に努めています。
 次に、職員のスキル向上に向けては、新採用職員や管理職など、職位ごとに実施する基本研修や、国や民間企業への派遣研修、またITパスポートなどの資格取得支援を実施しています。
 また、モチベーションの維持のためのキャリア支援として、希望の異動先を申告できる立候補制度をはじめ、研修提案制度や職員褒賞制度も実施しています。
 職員満足度については、職員面談やストレスチェックにより把握をしています。
 次に、会計年度任用職員についてであります。
 3月末時点の人数は、2022年度令和4年度が3121人、以降、3206人、3149人となっています。
 次に、未来を担う世代への切れ目ない支援についてであります。
 本市では、2017年度平成29年度の福山ネウボラ創設以降、市内13か所のあのねを中心に、妊娠から子育て期まで一貫した支援に取り組んでいます。
 妊娠期においては、あのねで親子健康手帳を交付し、どんな小さな相談にも対応します。出産前後においては不安な気持ちになりやすいことから、産前、産後のサポート事業などの利用を促します。
 子育て期においては、親子が安心して生活できるよう、発育や子育ての相談、助言などを切れ目なく行います。
 また、こども家庭センターとあのねの一体的運営により、妊娠初期からの健診や相談などを通して、多様な悩みや不安を抱える家庭を早期に把握し、支援につなげています。かかりつけ医や民生・児童委員などとも連携を図り、子育て家庭の不安や負担の軽減に努めています。
 一方、全国的に少子化が進行するとともに、児童虐待に関する相談や不登校の児童生徒の増加、ヤングケアラーの顕在化など、こどもや子育て家庭を取り巻く環境は大きく変化し、子育て家庭や若者の悩みも多様化しています。福山ネウボラを一層強化するため、新たにネウボラセンターを設置し、これらの悩みにワンストップで対応します。
 次に、保健師など支援人材の育成や配置状況についてのお尋ねであります。
 あのねを利用した人からは、親身に話を聞いてもらえて相談しやすかった、赤ちゃんのことを丁寧に教えてもらえて気持ちが楽になったなどの声をいただいています。子育て家庭に寄り添い、関係部署と連携しながら、こうした方に必要な支援がつながっていると受け止めています。
 また、子育てに必要な情報にいつでも簡単にアクセスできることが重要であり、子育て支援サイトの検索機能を向上させるなど、情報発信の強化に取り組んでまいります。
 また、あのねには、看護師や保育士、保健師を配置し、多様な悩みや不安を抱える家庭に対して、関係機関と連携し、迅速かつ的確に支援を実施する体制を整えています。
 次に、ネウボラセンターの機能についてのお尋ねであります。
 まず、8月に天満屋福山店8階を改修し、新たに不登校やひきこもりに悩む若者の相談窓口を設けるとともに、保育施設の入所申込み等の受付やオンライン手続のサポートを開始します。あわせて、現在のプレールームを拡張するとともに、小学校低学年までを対象とした遊戯場も整備をいたします。
 来年度には7階を改修し、多職種の職員を配置することで、相談、支援をワンストップで実施できる体制を構築するとともに、若者が交流できる多目的スペースを設置いたします。
 また、誰もが安心して利用できるよう、ベビーカーや車椅子でも移動しやすい動線の確保をはじめ、妊婦が快適に過ごせる休息スペースや授乳室の整備などにも取り組みます。
 拠点支所のあのねでは、看護師や保健師などを配置し、こどもの発達やワンオペ育児など、多様な悩みや不安を抱える家庭に対して、関係機関と連携し支援を行っています。今後は、ネウボラセンターとも連携をして、全ての子育て家庭が安心して子育てできる環境づくりに努めてまいります。
 次は、一般不妊治療扶助の助成の拡大についてであります。
 助成事業は、県内14市のうち、本市を含む12市が実施をしています。中国、四国の中核市では、9市のうち7市が実施していますが、対象になる年齢や治療などに差異があります。
 本市では、県が実施をしていない35歳以上を対象に一般不妊治療全般の助成を行っています。引き続き、こどもを産み育てたいと願う夫婦の思いに添えるよう取り組んでまいります。
 以上で貝原議員の御質問に対する答弁といたします。

 
◆貝原大和

 全般にわたり丁寧に御答弁いただきました。ありがとうございます。
 それでは、これより再質問をさせていただきます。
 まず、市民の期待や課題に応えるには、行政職員さんの存在が欠かせません。会計年度職員さん合わせて7000名という人員を抱えるこの本市一人一人の活躍こそが、これからの複雑な状況を変えていくため、あらがっていくためにも非常に大切だと考えております。
 その中で、まず3年間の採用条件について御説明いただきました。先ほど枝広市長の御答弁の中では、一般の事務職については特に課題が見当たりませんでしたが、技術職、保健師、保育士などの専門職については、倍率が約1倍から2倍程度下がっていると言えます。公務員離れ、採用の難しさは全国的にも言われてるところでありまして、今後、本市においても向き合わないといけないところにはなってきます。かつ、この倍率が下がっていくということは、働きたい方の意欲も下がり、そしてひいては市の職員さんの市民サービスの質も下がっていくことも考えられます。
 まず、この採用の困難さや数字が下がっていること、倍率が下がっていることに関しましてどのような受け止めでしょうか、教えてください。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

職員の採用の状況についての御質問でございます。
 倍率が下がっている状況につきましては、今、公務員全体の受験者が全国的にも減少している中で、本市も同様に苦慮しているところではございますけども、様々な受験者確保の取組によりまして、受験者が増加している職種もある状況でございます。受験者の増加につながるよう、引き続き取り組んでいく考えでございます。
 以上でございます。

 
◆貝原大和

 採用と同時に育成を今後も続けていただくことが非常に重要かと思います。人材の確保や育成に関しまして、現在本市の取組や工夫がありましたら教えてください。
◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 今後の人材の確保や育成の取組についてのお尋ねでございます。
 確保の取組につきましては、まず試験内容につきまして、民間企業併願の学生とか社会人の方も受験しやすいように、筆記試験へのSPIの導入ですとか、試験科目の見直しによります最終合格発表の前倒し、それから経験者採用の実施などの取組を行っているところでございます。
 また、本市で働くことの魅力や試験情報を伝えるために、1Dayインターンシップの実施であるとか、オンラインの個別相談会、職員の紹介動画のインスタグラム配信、転職フェア等への参加を行っているところでございます。引き続き受験者の増加につながるよう取り組んでいく考えでございます。
 それから、職員の育成についてでございますが、まず職員がそれぞれの職場でやりがいを持って働いていける環境をつくっていくということが重要であろうというふうに思っております。
 まず、ストレスなく職場で存分に力を発揮できる状況をつくっていく、そういった中では、まず職場の状況の実態把握というのが大事だというふうに考えております。本市におきましては、まずストレスチェック、職員がどういう状況なのかっていうのをチェックすることから始めて、そこからそれぞれに合った人材育成、先ほど市長も答弁申し上げました職階ごとの基本研修をはじめ、それぞれの職務の状況に応じた研修等も行っているところでございます。
 ストレスチェックにつきましては、現在、厚生労働省が推奨しております基本的な選択肢の質問が57項目あるんですけども、これに加えまして本市独自の追加の項目23項目を加えましてチェックをしているというような状態でございます。基本的な項目につきましては、仕事のストレスの要因であるとか心身のストレス、それから周囲のサポートがどうであるとか、こういったところをチェックをしまして、そういったことを基に、職場ごとにどういった育成の仕方がいいのか、ストレスを排除するのがいいのかというようなことを考えながら取組を進めております。
 以上でございます。


◎総務局長(藤井康弘) 

付け加えまして、職員の人材育成ですけども、当然、職場の各OJT、これは基本となります。そのほかに、各職員が様々な専門性を持つ資格取得の支援でありますとか、省庁への派遣研修、民間への派遣研修、そういったようなところを通して様々な人材育成を行っているところでございます。
 以上でございます。


◆貝原大和

職員さんの確保と育成について御教示いただきました。育成のところに関しましては、後ほどのパラグラフでまた質問させていただきたいと思いますので、まず採用と、あとは確保のところを質疑させていただきたいと思います。
 先ほど御答弁いただいたのがSPIの導入や、あとは民間の中途採用の拡大というところで、ある意味、公と民の差も非常になくなってきているところで、特に民の方のアイデンティティーっていうものが、これからの行政サービスを上げていくところに必要になってくるかなと思いますので、ぜひそういった門戸を広げていただくように進めていただけたらと思います。
 続けて、定年退職を除く、自己都合退職の推移をお示しいただきました。2022年度が111名、2023年度が125名、2024年度が144名ということで、増加ではございます。ただし、全ての自己都合退職が悪というものではございません。個々の事情があるとは思いますが、増加していることは、今後の職員の育成や確保に非常にマイナスな状況であるとともに、今後の民間との採用競争で、民間の待遇が上回ってくると非常に難しいというところでございます。ここの自己都合退職の推移が上がっていることに関しまして、まず受け止めをお聞かせください。



◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

退職者が増えています受け止めでございます。
 まず、退職者が増えております要因といたしまして、2023年から定年年齢が段階的に引き上げられている中で、60歳を区切りに退職職員が一定数いるために、定年前の自己都合退職者が増えている、こういった状況もございます。
 それから、退職の要因につきましては、複数の理由が絡み合って最終的に退職という決断に至ることが多いと考えております。そうした状況の中、職場環境や業務内容を理由とした退職とならないよう、職員が働きやすい環境づくりに努めているところでございます。
 以上でございます。

◆貝原大和

制度が変わり、定年前を見越して自己都合退職の方が増えたという話がございましたが、20代、30代、40代の若手職員の自己都合退職、定年退職を除く自己都合退職の推移はどうでしょうか。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

20代から40代の若手職員の離職の状況についてでございます。
 2022年度から3年間、各年度の退職者数を申し上げますと、2022年度が92人、2023年度が88人、2024年度が99人でございます。
 主な退職理由といたしましては、家庭都合や転職で、特に20代は結婚に伴う転居、配偶者の転勤が多い状況でございます。
 以上でございます。

◆貝原大和

転職や家庭の理由、様々あると思いますが、構成比として、先ほどの自己都合退職のうちの約7割、8割を20代、30代、40代が占めているという数字は、あまりポジティブなものではないかなと思います。
 続いて、同様に休職の職員さんも増えていると思いますが、現在の本市の直近、計算できる休職中の職員さんの数を教えてください。

 
◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

直近の休職者の状況でございます。
 2021年度から2023年度で申し上げますと、2021年度が56人、2022年度が67人、2023年度が84人でございます。
 以上でございます。


◆貝原大和

この3年間では増加していると思いますが、受け止めと、それに対する何かしら対策などされてますでしょうか。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

まず、休職の主な理由といたしましては、メンタル疾患に関わるものが最も多く、続いてがんなどの重篤な疾病、それから妊娠に関連する体調不良などでございますけども、一番多いメンタル疾患につきましては、必ずしも職場だけの影響でメンタルに陥っているわけではなく、家庭の事情であったりとか、いろんなことが複合的に重なり合っているものもございます。なかなかプライベートの部分のセンシティブな中身に踏み込めない状況もありますので、これは所属長がカバーするっていうのは限界があるとも感じてますが、こういった症状が見られるときには、早めに医療機関を受診するなど、そして早期に復帰をして、また元気に働いてもらうということにつなげていけるよう、各職場の中で早くその職員の異変に気づくっていうのを、風通しのよい職場をつくっていく中で進めていってるというような状況でございます。
 以上でございます。

◆貝原大和 

各職員の個別な理由もあるでしょうし、きょうび個々のプライベートになかなか介入しづらいところ、またはマネジメントも強い語句なり、強い指導がなかなかしづらい中で、恐らく一つ一つを早期に解決することは難しいとは思うんですが、第3パラグラフのところで職員さんのやりがいなりスキルアップのところ、また次のパラグラフで質問させていただきたいと思います。
 ただし、求人の難しさや若手職員を中心とした離職の多さ、休職者の多さなどがございました。ぜひこちらについてはまた質疑をさせていただきたいと思います。
 次に、テーマを変えさせていただきまして、直近の不祥事の事案について質問させていただきたいと思います。
 2024年から特に非常に数も多かったかなと思いました。懲戒処分に関しましては2023年度4件、2024年度4件とございましたが、2024年から今年の5月末までで8件程度の不祥事がございました。入札妨害、お金の着服、万引き、酒気帯び運転、無断欠勤など、中には全国でも取り上げられてしまって、嫌な意味で福山市が目立つようなニュースもございました。特にヤフーニュースは大量のコメントもつく、そういった事案にもなるぐらい、今は公務員の不祥事っていうものが、尾ひれはひれついて非常に扱いづらい時代になったかなと思います。この直近の不祥事が起きている状況、こちらに関しましての受け止めをお聞かせください。

 
◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

不祥事についての受け止めでございます。
 不祥事案の再発防止に向けましては、先ほど市長も答弁申し上げましたとおり、法令遵守を含む公務員倫理に関する職場研修などによりまして服務規律の確保に努めているところでございますけども、なおも事案が起きていることについては大変重く受け止めております。今後も継続的に職員の倫理意識の向上を図るとともに、組織としての管理体制についても必要に応じて見直しを進め、不祥事の未然防止に取り組んでいく考えでございます。
 以上でございます。


◆貝原大和

御答弁ありがとうございます。
 ほとんどの職員さんが真面目に正しく懸命にやってくださっている中、こういうニュースが1件でも2件でもあるたびに福山市役所は傷つき、職員さんも傷つくといったところは非常に懸念をしておりま
 これまでも対策をされてきた中で、なかなか数値の効果が上がっていないというところであれば、もしされていたら大変恐縮なんですけども、そういう再発防止のプロを雇って、予算立てをして、そういった方々に指導していただく、そういった選択肢はないでしょうか。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

再発防止に向けてのいわゆる外部人材、外部講師を招いての取組というお尋ねであろうかと思います。
 外部講師を招いた研修につきましては、不祥事の再発防止に向けた有効な取組の一つであるというふうには考えております。これまでに飲酒運転防止に向けた研修におきまして、交通事故被害者遺族であるとか、警察署交通課などを研修講師として招きまして、複数回実施しているところでございます。今後につきましても、職員の公務員倫理や法令遵守の意識の向上を図るため、機会を捉えて実施していく考えでございます。
 以上でございます。


◆貝原大和

飲酒運転の件に関しましては、講師を用いて対策があったと。こちらに関しては、今年の1月早々に起きたばっかりというところではございますが、ほかには起きてないと、それ以外の分野に関しましてもぜひ予算立てをして取り組むことを検討いただきたいと思います。真面目に頑張ってる方々が嫌な思いをするような状況を解決するために、ぜひ御検討ください。
 次に、スキルやモチベーション向上などについて質問をさせていただきました。冒頭ストレスチェックについて実施をしているというところがございましたが、こちらの内容とか、どういった期間やっているかなどを教えてください。

◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

ストレスチェックについての御質問でございます。
 先ほどの答弁とも少しかぶりますけども、まずは厚生労働省が推奨する基本的な質問項目に加えまして本市の項目を実施しているところですが、本市が追加で実施している内容の中には、感情的負担や役割の葛藤という項目であるとか、職場環境の詳細な評価、それからワークエンゲージメントと職場の一体感、それからハラスメントの有無、こういった項目についてチェック、調査をしております。
 職員の満足度や職場のストレス状況をより詳細に把握することができるため、職場の具体的な問題点を特定しまして、効率的な職場環境改善に向けた取組につなげているところです。
 以上でございます。

◆貝原大和

そのチェックは何年間か、定点観測はできてますでしょうか。

◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

このチェックを取り入れましたのは、2023年度、2024年度でございますので、まだ分析ができるほどの状況にはなってございません。
 以上でございます。


◆貝原大和

期間は承知いたしました。
 とはいえ、2023年度からこういった部分が大事だと、ストレスチェックや満足度チェックが大事だというところで新たに始めていただいたものだと認識をいたしました。ぜひ毎年の定点観測が非常に重要だと思いますので、今後も続けていただくとともに、数値の変化に繊細に反応していただきながら今後のマネジメントについて考えていただきたいと思いま
 では続きまして、スキルアップの部分に関しましてお伺いいたします。
 マネジメントや職員のITスキルなど、様々な対応をされているということでございました。私が1点、着目したいと思ってますのが、窓口業務を担当される方の接客スキルでございます。お待たせいたしましたとか、対応できず大変申しございませんでした、そういった目の前の対応に関しましての接客スキルが非常に重要かと思うんですが、こちら何か特別対応されているところなどありますでしょうか。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

接遇に関しましての取組でございます。
 まず、全職員向けに実施をしている職場研修の中で、接遇をテーマに実施をしております。それから、総合学習をする中で、市民に期待されるサービスについて理解をし、日々の接遇の向上に取り組むとともに、市民にとって親しみやすい接遇対応を行うために取組を進めております。
 以上でございます。


◆貝原大和 

こちらを聞かせていただきましたのは、実際に本庁舎、支所を利用される方から、1時間待たされた割にぞんざいな対応だったですとか、実際その場で対応ができなかった割に扱いがひどかったとか、やっぱりそういった声を聞くことがございます。受け手側からすると、その日、何十人も対応する1件かもしれませんが、その利用者の方からすると、1年間にもしかしたら1回、2回しか行かない、そういった対応でもございます。
 行政としてその場で対応できること、その規模をすぐに変えるのは難しいかもしれないですけども、その直前の業務の窓口業務のクオリティーが上がってホスピタリティーが上がると、多分利用者の反響はすごい変わってくるかなと思いますので、引き続きぜひそのあたりも把握をして対応していただけたらと思います。
 次に1点、ハード面についてお聞かせ……。


◎総務局長(藤井康弘) 

貝原議員のおっしゃるとおり、窓口の対応っていうのは市民対応の基本だと思っています。我々としても、各職場での職場研修を日々行ってますし、職階別研修でも行っています。
 市民の声の中には、窓口対応が非常によくなったという声もお聞きしていますけども、御指摘の案件ですね、そういった案件が一定数あることも耳にはしております。そういったことがないように、より窓口については引き続き充実させていきたいと思ってます。
 よろしくお願いします。


◆貝原大和

御認識、御理解いただき感謝申し上げます。
 続きまして、ハード面について1点質問させていただきたいと思います。
 現在、毎日毎日、気温もすごく高く、本市においても最高気温が31度と、庁内の温度も非常に高いと思っているんですが、現在福山市役所では冷房の設定温度が28度と聞いておりまして、こちらは環境省が推奨する基準かと思うんですが、そういった認識でしょうか。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

事務室内の室温設定についてのお尋ねでございます。
 これは労働安全衛生法に基づき定められております事務所衛生基準規則、これを基に室内温度が28度未満となるよう取り組んでいるところでございます。
 以上でございます。


◆貝原大和

事務所衛生基準規則ですかね、ちょっとその文言は初めて聞いたんですけども、その規則に違反すると何か労働基準監督署から目をつけられるとかあるんでしょうか、教えてください。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

先ほど申しましたのは事務所衛生基準規則でございます。それから、この規則に抵触した場合にどういった規定があるかというのは、すいません、今情報は持っておりません。


◆貝原大和

承知いたしました。
 28度の設定っていうものが、その規則に従わざるを得ないのかどうか分からないんですけども、単純に庁内の温度が暑いっていうのは、人の生産性を下げるというようなデータもございます。同規模の姫路市におきましては、28度の設定を25度にすることで生産性も上がり、残業代も下がった、そういった事例もありまして、恐らく多くの基礎自治体の市役所が横並びで28度を実施している中で、25度を選んだことにより職員さんの満足度、生産性も上がったというようなこともございました。もしその規則に抵触云々の話がなければ、そういった検討もしていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

まず、先ほど申しました規則に抵触するということにつきましては、28度未満、以下を推奨するということですので、それ以下ということであれば、特に規則に抵触するという考えはないと認識をしております。
 それから、姫路市の例を提示いただきましたけども、本市におきましては、2023年度までに実施をしました庁舎整備におきまして、まず空調設備の更新、それから間仕切りの撤去等のフロア整備、こういったことを行ったことによりまして、空調稼働時におけるフロア内の温度のむらが緩和されるなど、現行の設定におきましても空調効率であるとか、職場環境改善に取り組むことができているというふうに考えてございます。
 それから、この庁舎整備では、温室効果ガス排出量の削減といったことも課題に掲げて取り組んでおります。環境面への配慮等も考える中で、引き続き快適で適切な職場環境づくりを行っていく考えであります。
 以上でございます。


◆貝原大和 

承知いたしました。28度を25度というのは断片的な数値の例でございましたので、引き続き総合的に、かつ環境にも配慮しながら、職員さんが働きやすい状況を見定めていただけたらと思います。
 では続きまして、テーマを変えまして、会計年度任用職員さんの労働環境についてお伺いさせていただきました。
 こちら2022年から始まった制度ではございますが、非正規公務員という枠が全国的にも非常に増えてきている状況にございまして、他の自治体によっては20%から、多いところでは50%を超える自治体もあるということでございました。本市福山市におきましては44%程度というところでございます。
 まず、この数値、そして推移に関してはどのような受け止めでしょうか、教えてください。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

会計年度任用職員の推移についてでございます。
 まず、会計年度任用職員につきましては、いろんな職種や多様な働き方がある中で、市民のニーズに沿ったサービスの提供をするために、フルタイムの正規職員と併せてフルタイムの会計年度任用職員を置いたり、組合せでパートタイムの会計年度任用職員を置いたりと、その時勢に合った雇用の仕方をしているところでございます。
 職務の内容によりまして、会計年度任用職員と正規職員とのバランスというのが半々になるようなこともございますし、そういったことが適当でないような職場もございます。全体の数として、先ほど言われましたパーセンテージになっているというような認識でございます。
 以上でございます。


◆貝原大和

職場、仕事によって適時適切に対応されているんだとは理解しております。
 その上で、最初の質問で、本市において課題意識はありますでしょうか、あれば御教示くださいと質問させていただいたんですが、こちらに関しては御答弁をいただいておりません。もしよければいただけますでしょうか。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

会計年度任用職員の人数の推移等につきまして、先ほど申しましたとおり、それまでの職場に応じた役割分担の中で、それからパートタイムで働かれる会計年度の職員さんもいらっしゃいますけども、これは多様な働き方の選択ができるといったところで雇用をしておりますので、特にこの数についての課題というのは認識しておりません。
 以上でございます。


◆貝原大和

ちょっと質問を変えさせていただきます。
 不安な声や要望などは届いていますか。その点を聞きたかったので教えてください。


◎総務部長兼デジタル化担当部長兼選挙管理委員会事務局参与(岩崎雅宣) 

会計年度任用職員の様々な声といったお尋ねであろうかと思います。
 いろんな職種がある中で、次年度以降の就業の意向確認をする際などに、所属長が面談を行ったり、職場に対する思いなどを聞いているところでございます。そうした中で、特に総務部として職場のほうと連携をして行わないといけないというようなことは、現時点で私のところでは把握をしておりませんけども、それぞれの職場の中においては、業務に関係することだけでなく、職場内の人間関係とかについても所属長、管理職や監督職を中心にその改善に向けて取り組んでいただき、これは会計年度任用職員に限らず、正規職員も含めまして、働きやすい職場環境の整備というところにそれぞれの部局で努めているところでございます。
 以上です。


◆貝原大和

面談でヒアリングなどを部署ごとに、人ごとにしていただくと。そして、そういった声は人事部や総務部には届いていないということでございました。
 ただ一方、自分の不満の声を聞いてもらえる場所がないという声も聞いたことはございます。ぜひフルタイム同等、特に貢献していただいている方々には、そういった声を聞く場を要望させていただきたいと思います。
 これにて人事関係の質問を終わらせていただきまして、次のテーマに移らせていただきます。
 続いて、未来を担う世代の切れ目のない支援についてお伺いさせていただきました。
 つい先ほど、12時半にも本市の公式LINEアカウントに、ペアレントメンターのお話の会の案内が届くなど、担当課は違いますが、切れ目のない支援を様々情報発信、そして対応をいただいていることを感謝申し上げます。
 また一方、そういったLINEは届いてはいるんですけども、情報が届いていなかったり、SOSを発信する場がなかったり、または現場の負担が大きくなっている、そういった声も聞いております。切れ目のない支援実現のために、部署、施設、担当者の連携が非常に重要と思われます。
 昨年12月の定例会におきまして、枝広市長より、ネウボラセンターを核とし、データ連携による情報の一元化を進めるといった答弁がございました。
 まず、これまでどのような課題があったのか、具体をお示しください。


◎ネウボラ推進部長(児玉明彦) 

データ連携の取組についての課題についての御質問です。
 現在、本市でもデータ連携部会を立ち上げる中で、異なる部署間でのデータ蓄積、連携によって、支援が必要な部署等に必要な情報が行くという形で会議を立ち上げております。
 そういう中で、共有、蓄積すべきデータ項目の選定、既存システム間での連携方法の検討、あるいは個人情報の取扱い、そういうところで検討する課題があります。引き続き関係部署と協議しながら、効果的なデータ連携の整理を行っていきたいと考えております。
 以上でございます。


◆貝原大和

そのデータ連携によって、これまで何ができなかったことが何ができるようになるか、もしよければ例も併せて教えてください。


◎ネウボラ推進部長(児玉明彦) 

データ連携によって何ができるようになるかという御質問です。
 例えば、こどものシステム、こどものことについての回答にはなるんですが、今考えているのが、小さいこどもの子育て支援システムというのがネウボラ推進課にあります。その中には、いろんなこどもの情報等が入っております。障害をお持ちの方とか、小さいときにどういう家庭環境だったとか、そういう情報が入っております。そういうものが教育委員会の校務システムなどに連携できれば、小さいときからの情報がすぐさま確認できて、すぐ対応できるという形になればいいかなというふうな思いを持っております。これは理想なんですが、そこに向けてデータ連携部会などでも話をしております。
 以上でございます。


◆貝原大和 

ぜひ期待いたします。こどもたちを取り巻く、それはネウボラ、それは学校、そういった情報の遮断がこれまでも非常にネックだったと思いますので、先ほど言われた理想の状態を強く期待申し上げます。
 また、今回から若者を対象にするというところで、相談の入り口について質問させていただきたいんですが、本市が誇るLINEの公式アカウントですね、こちら17万3000人を超える登録がございます。若者の人数で言うと2万人を超える人数が登録されているというところなんですけども、今ちょっと図で示すことができなくて大変恐縮なんですが、こちらLINEのアカウントのメニューを見ていただくと、防災やカップル・新婚応援パスポート、フレイルチェック、ごみ、まちづくりパスポートなどあるんですが、若者の相談に届く動線というものが設計されておりません。ぜひこのたび若者に関しても切れ目のない支援をするというところでございましたら、LINEアカウントから直接若者が相談できるような動線設計を期待したいんですが、その点どうでしょうか。


◎多様性・スポーツ推進担当部長(岩本信一郎) 

若者に関わるLINEの窓口についてのお尋ねでございます。
 議員御指摘のように、今回、ネウボラセンターを設置することに伴いまして、現在LINEの公式のトークページからは若者の窓口のほうには入れないようになっております。これは課題というふうに感じておりまして、現在画面改修を計画中でございます。
 今、分類ボタンの中で、妊娠・子育て等はございますけれども、例えばネウボラであるとか若者を追加するなど、そしてそこからの遷移メニュー画面の改修、そういったこともやる中で、全体の切れ目のない支援、あるいは窓口の分かりやすい案内、そういったものにつなげてまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。


◆貝原大和 

若者は、恐らくLINEを使っての問合せが非常にハードルが低いので、そういったインターフェースに変更されることを期待いたします。
 では続きまして、ネウボラセンターについて質問させてください。
 8月に改修されるネウボラセンターについて、仕様や機能など様々御答弁をいただきました。特に懸念をしておりますのが、この天満屋福山店、百貨店というところでございます。こういった買物に行く、特にきらびやかな商業施設だと思うんですけども、そういったところに多様な課題、悩みを持った方が行くというところに関しまして、果たして整合性があるのかっていうところに関して、不安を持っている市民も少なくはないと思っております。そこに関しましての見解や対応を教えてください。


◎ネウボラ推進部長(児玉明彦) 

百貨店などに来られる方への対応についての御質問です。
 商業施設ということで、店舗の形態や、あるいは混雑状況、そういう環境が与える影響は少なからずあると考えております。しかしながら、ネウボラセンターに行ってみたい、また行きたいと思える情報発信やサービスの提供が重要であると考えております。8月のオープンに向けては、こどもや保護者、そして若者に対して、ネウボラセンターに訪れてみたいと思えるような情報を積極的に届けていきたいと思っております。
 また、子育て家庭や若者の悩みに真摯に向き合い、相談者がまたネウボラセンターに行ってみたい、そういうふうに思うようなサービスを提供できるよう注力してまいります。
 利用者の満足度や課題を精査するためにも利用者アンケートを8月以降やらせていただいて、どういう形が一番いいのかというのも考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◎副市長兼企画財政局長事務取扱(中村啓悟) 

ネウボラセンターについて、商業施設でのということで質問されておられますけれども、商業施設で実施をする、その一番のメリットは、休みのときでも相談ができるといったようなところもあります。商業機能に対して懸念があって不安を持っている方がいらっしゃるということでございましたら、ただいま本庁のほうでもネウボラ推進課のほうで様々な相談を受けたり、各課で相談を受けてますけれども、同様の機能は本庁にもございますので、そこは本庁のほうにお越しいただくとか、各支所のあのねのほうに来ていただいたら対応できますので、そういうふうに御理解ください。


◆貝原大和 

天満屋の件に関すると、本庁でも、もしくはほかの4拠点支所でもと言われますが、天満屋と市役所が非常に近い中で、その整合性が担保されるかはちょっと疑問を持つところではございます。
 続いて、駐車場について質問させていただきたいと思います。
 こちらは、民生福祉委員会でも質問させていただいたんですけども、やはり土日の満車、催事の満車、非常に懸念をしております。直近の6月14日の土曜日、6月15日の日曜日も11時、12時台が非常に埋まっておりました。これに関しましては、どのような対応をお持ちでしょうか。


◎ネウボラ推進部長(児玉明彦) 

駐車場についてのお尋ねでございます。
 天満屋の地下駐車場につきましては、先ほど議員がおっしゃられましたように、集客力のあるイベントがある場合、土日など、満車になることが多いと天満屋さんのほうからも聞いております。例えばイベントが開催される休日の11時から13時の間に入庫待ちの車で行列が発生している状況も確認はしております。
 ただ、行列の状況にもよりますが、10分から30分程度で解消することが多いと聞いております。こうした入庫待ちの車で行列ができる際でも、天満屋と連携している駐車場の中で距離的に近い市営の駅南駐車場があります。そちらのほうを御利用してくださいという広報のほうもやってきたいと思っております。子育て家庭においても、こうした駐車場であれば、天満屋の地下駐車場とほぼ変わらず、使いやすいと考えておりますので、天満屋のほうと連携して利用を促したいと考えております。
 以上でございます。


◆貝原大和

ありがとうございました。
 以上で終わります。

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